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おおさか地域創造ファンド事業者セミナー
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「健康なKAMIづくりプロジェクト」を推進する山陽製紙株式会社。この1年間に取り組んできたのは、古紙再生技術を活かしたオリジナルブランド商品の開発と、企業から出るオフィス古紙や廃棄物を再生して製品化する「循環型製紙」のビジネスモデル構築です。同社のこの1年間の軌跡からは、「B to C(消費者向け)」と「B to B(企業向け)」を掛け合わせたビジネスモデルのありようが見えてきた。
古紙再生メーカーとして「健康なKAMIづくりプロジェクト」を推進する山陽製紙株式会社。現在、「捨てていたものを、捨てずに再活用する」を合言葉に南高梅の種、プルーンの種、コーヒー粕、ビール粕などの廃棄物を炭化装置で炭にして独自技術で100%の再生紙をつくり、循環型社会の実現と地球資源の再活用に意欲的にチャレンジしています。
山陽製紙株式会社は古紙を再生して紙を創るメーカーとして、衰退する再生紙業界の中でも元気な企業として知られています。山陽製紙では紙造りをあえて“紙創り”と呼び、困難な条件を創意工夫でクリアし、ユニークな紙を創作してきました。50周年を機に「紙創りを通してお客様と喜びを共有し、環境に配慮した循環型社会に貢献する」という新しい経営理念を打ち立て、循環型製紙ビジネスモデルの確立にチャレンジしています。