講師が言っているのは、ロボットとは広範な要素技術の集大成であり、
その開発に関わることで、自社の技術を対外的にアピールすることが、
中小企業にとって有力な戦略となる、ということなのでしょう。
残念サンのアクションは若干空回り気味ですが、
新商品開発による自社技術のアピールという方向性自体は、
しごく真っ当なものです。
セミナーや異業種交流会など、外で新たな情報に触れる機会の多い社長にとっては、
新商品開発という方向性は当然に思え、具体的なイメージも広がっていきますが、
工場の中で、日々同じ仕事をしている社員にとっては、寝耳に水のことも多いはずです。
そのため、社長のビジョンについて行けず、プロジェクトに対して消極的になる
ということも起こります。
実際に新商品開発に当たる際には、
社員に十分に情報を伝えて、チーム全体の参加意識を
高めていくことも、大事なポイントです。
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