今回はザンネンな結果ながら、すこしおシャレになった残念サンでした・・・
さて、世の中には、デザイナーという肩書きの人たちがいっぱいいます。
工業製品を手がけるプロダクトデザイナー、商業空間を手がけるインテリアデザイナー、
住宅は建築家、ポスターやパンフレットはグラフィックデザイナー、洋服はファッションデザイナー、WEBサイト・商品パッケージ・コミュニケーションを専門とするデザイナーもいます。
ひとくちにデザイナーといっても、その職能はかなり多種多様です。
今回の残念サンのようなケースはレアですが、専門外のデザイナーに仕事を依頼したときに、基本的な知識やノウハウが抜けていたために失敗してしまった、といったケースはよく耳にします。グラフィックデザイナーがプロダクトの仕事を受けて、抜き勾配のない図面を描いてきたといった話です。
中小製造業の方には、デザイナーとの接点を持っていない方も多いため、自社商品開発に当たって、たまたま出会った、または知り合いに紹介されたデザイナーと組むケースも多くなります。
そういう場合には、相手が何を得意としているデザイナーなのか、その職能は自社の商品開発にマッチしているのかといったあたりを、実際に仕事を依頼するまでに十分話をして、しっかりと見極める必要があります。候補となるデザイナーの方に、まず講演や単発のアドバイスを依頼する、社運を賭けた大きなものではなく、小さなプロジェクトから相談してみる、というのも一つの手です。
大阪府産業デザインセンターでも、日常業務としてデザイナーやプロデューサーの紹介を行っていますので、必要ありましたらお気軽にご相談ください。
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