今回は、海外の展示会で好評を得るも、その後の問い合わせに対応できない残念サンです。冗談みたいな話、と思われるかも知れませんが、テンパッて問い合わせの電話を切ってしまった、英語メールに対応できず削除してしまった、スパムメールとして自動的にゴミ箱に入ってしまっていた、という話を僕も実際にいくつか聞いたことがあります。しかしこれでは、何のために苦労して海外に出て行ったのか、分かりませんね。
海外での展示会出展には、展示会当日の展示や説明だけでなく、その後のフォローが大事です。出展に当たっては、外国語のパンフレットやホームページを作り、通訳の方も手配されることでしょう。しかし大事なのは、その後です。実際に海外で商品を流通させるためには、現地で動いてくれるパートナーを見出し、ディストリビューター(販売代理店)として、現地からの注文や引き合いに対応してくれる企業を用意しておくことも必要でしょう。
実際、引き合いの中には発注・契約に至らないケースも多いため、そのスクリーニングにあたっては、語学だけでなく現地事情に詳しいパートナーが必要です。その体制が整っていないままに出展すると、こういう事態を招いてしまうのです。
大阪府では、MOBIO海外拠点リスト(https://www.m-osaka.com/jp/service/kaigai.html 無料)
大阪ビジネスサポートデスク(https://www.pref.osaka.lg.jp/keizaikoryu/promotiondesk/index.html 有料)、
において、海外での資材調達、販路開拓や取引についての相談を行っています。
海外進出をお考えの際には、お気軽にご相談ください。
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