デザインはビジネスのサポーターではなく、デザインをビジネスの問題解決と革新をもたらすナレッジやツールと位置づけ、活性剤として経営の中で機能させようというデザインプロデュース手法が注目され始めています。
前回は新潟県燕市×左合ひとみ(グラフィックデザイナー)「enn」プロジェクト、日吉屋×西堀耕太郎(日吉屋社長)「古都里」の事例をひもときながらデザインプロデュースにおける「Design Active」を下川氏からご紹介いただきました。
その続きとして今回も日経デザイン編集長の下川一哉氏が高知県馬路村と越中富山の事例を解説しつつデザインプロデュースの核心に迫っていきます。
おおさか地域創造ファンド【デザインプロデュース型開発促進事業】のキックオフセミナー&事業説明会が2011年5月23日に開催されました。マイドームおおさか8階には185人の方々が詰めかけ熱気を帯びた会場となりました。
キックオフセミナーの講師は、日経デザイン編集長の下川一哉氏。下川氏にはデザインプロデュースによって売れる商品づくりに成功した中小企業の事例と、デザインプロデュースの重要性を解説していただきました。
セミナー終了後、今年度より事業統括コーディネートを務める山納洋氏、コーディネーターの松本希子氏より着任の挨拶、引き続き財団法人大阪産業振興機構、大阪産業デザインセンターから【デザインプロデュース型開発促進事業】の応募要項及び申請に関する説明が行われ、質疑応答の終了をもって閉会しました。